今回は男子フィギアスケート界の新星「鍵山優真」選手についてです。
ジャンプ、スピンを得意とし、あの伊藤みどりさんも「特に4回転ジャンプにおいて高い安定感を誇っている」「柔らかさ、スピード感、流れがあり特に4回転サルコウは芸術的」と彼の才能を高く評価しています。
伊藤みどり
1969年8月13日生まれ
日本のフィギュアスケート選手であり、女子シングル協議において数々の成績を収めた。
1989年アジア人初、世界選手権で優勝、1992年アルベールビルオリンピックで女子シングルで銀メダルを獲得。
女子選手として初めて3回転アクセルを成功させた。
そんなフィギュアスケート界で注目される若手選手、鍵山優真選手について詳しく調べてみました。
鍵山優真wiki風プロフィール
- 名前:鍵山優真(かぎやま ゆうま)
- 生年月日:2003年5月5日 21歳(2024年11月現在)
- 出身:神奈川県横浜市
- 身長:161㎝
- 趣味:音楽鑑賞、写真を撮る事
- 好きなキャラクター:スヌーピー
- 憧れ選手:宇野昌磨
趣味
音楽鑑賞
競技において欠かせない音楽。音楽を通じて感情を表現する事を重視し、イタリアでの合宿でもオペラ鑑賞をした鍵山選手。
一方オフの日には「邦楽派。好きなアーティストはセカオワ(SEKAI NO OWARI)、Vaundy、King Gnuさんとか」とも語っています。
音楽鑑賞によってリラックスしたりモチベーションを上げたりと、競技への情熱が感じられますね。
写真を撮る事
「カメラを好きになったのは、もともと写真を撮るのが好きで、いい写真を撮りたいと思ってカメラを買ったのがきっかけ」
「撮ったものの魅力を引き出したくて撮っている」
と写真への熱い思いを語りました。
彼のインスタグラムにも幾つか投稿されていますが、最近はあまり撮りに行けていないのだそう。
シーズンが終わる頃、また写真がアップされる事を期待しましょう。
「芸術にはゴールがない。表現とかオリジナリティーや個性はどこまでも引き伸ばせる。そこが楽しい」
参考:名古屋テレビ【メ~テレ】
好きなキャラクター
スヌーピーが好きであると明かしており、演技後はリンクへスヌーピーのぬいぐるみが投げ込まれる事も。
「ぬいぐるみが好きなので、(プレゼントされると)『ありがとうございます』という気持ちを込めて、ぬいぐるみを見せるようにしています」
演技後プレゼントされたぬいぐるみを抱いて得点発表を待つ姿も見られます。
彼はインスタグラムでスヌーピーの絵も投稿しており、スヌーピーへの愛や可愛らしい一面も見られました。
憧れの選手
鍵山選手の憧れの選手は、現役を引退し、現在はプロスケーターとして活動中の宇野昌磨さん。
鍵山選手がジュニアの頃から尊敬しており、宇野選手の表現力やスケーティングに惹かれたと語っています。
一緒に練習する度に宇野選手に圧倒され、もっと頑張ろうと思えるように。
宇野選手も「競技に対するモチベーションがグッと燃え上がるように火をつけてもらえた」と、お互い刺激を受けながら成長してきました。
しかし今年2024年、宇野選手が引退を発表。
鍵山選手は「現役を引退されてしまうのはとても寂しいですが、これからの宇野選手の進む道を応援します。現役生活お疲れ様でした」と感謝のメッセージを送った。
宇野選手の引退を受け、鍵山選手は日本男子フィギュアスケート界のトップとして世界選手権での優勝を目指すと決意しました。
鍵山優真の出身中学校
鍵山選手の出身中学校は横浜市立六角橋中学校。
山本リンダ(歌手)、ムロツヨシ(俳優)、羽賀龍之介(柔道日本代表)などが卒業。
県大会に出場する部活動も多くあり、全国大会で活躍した生徒は800人以上の生徒の前で表彰される。
しかし鍵山選手は全中で2位になっても、全日本に出場が決まっても「恥ずかしい」と首を横に振った。
当時の担任は「シャイボーイだった」と語った。
今では数々の表彰を受けていますが、他の選手を尊重する謙虚な姿勢が表彰台でも見られました。
鍵山優真の出身高校
鍵山選手の出身高校は通信制の私立星槎国際高校横浜。
パリ2024金メダリストの体操 岡慎之助、サッカーで出場の宮澤ひなた、フェンシングで出場の上野優佳、卓球で出場の木原美悠が卒業。
卓球で出場の張本美和、松島輝空が在学中。
在学中も多くの成績を上げ、競技と学業を両立させました。
鍵山優真の家族
父親は鍵山選手のコーチでもある鍵山正和。1992年アルベールビルオリンピック、1994年リレハンメルオリンピック男子シングル日本代表。そして日本人として初めて4回転ジャンプを成功させ選手でもあります。
母親については具体的な情報がありませんでした。離婚したという情報は確かなようです。父親の正和さんが大病で倒れた時から生活のサポートをしてくれたのが祖母の平川佐治子さんでした。
鍵山選手には姉と弟がいるという情報があります。姉と弟は母親に引き取られ、別々に暮らしているようです。
鍵山優真の過去の成績
鍵山選手は過去に素晴らしい成績を多数収めています。今後この記録を次々塗り替えていくのが楽しみです。
成績
2024年 | ISU世界フィギュアスケート選手権大会 2位 |
2024年 | ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会 優勝 |
2023年 | 全日本フィギュアスケート選手権大会 2位 |
2023年 | ISUグランプリファイナル 3位 |
2022年 | ISU世界フィギュアスケート選手権大会 2位 |
2021年 | 全日本フィギュアスケート選手権大会 3位 |
2021年 | ISU世界フィギュアスケート選手権大会 2位 |
2020年 | 全日本フィギュアスケート選手権大会 3位 |
2020年 | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会 2位 |
2020年 | ユースオリンピック冬季競技大会(ローザンヌ) 優勝 |
オリンピック成績
2022年 | 北京大会 男子シングル 銀メダル |
2022年 | 北京大会 団体戦 銀メダル |
鍵山優真の今後の出場予定
2024年12月20日 | 第93回全日本フィギュアスケート選手権大会 | 大阪 |
※以下出場の可能性あり
2025年2月18日~23日 | 四大陸選手権 | ソウル(韓国) |
2025年2月24日~3月2日 | 世界ジュニア選手権 | デブレツェン(ハンガリー) |
2025年3月24日~30日 | 世界選手権 | ボストン(米国) |
2025年4月17日~20日 | 国別対抗戦 | 東京(日本) |
まとめ
2026年2月に行われるミラノでのオリンピックで金メダル獲得が目標と語った鍵山選手。
北京オリンピックで銀メダルを獲得したが「銀メダルで終わりたくない」、「自分はこんなもんじゃないぞ」と攻めていく気持ちをアピールしています。
銀メダルを獲得して以来闘志を燃やしてきたイリア・マニリン選手(米国)に、「日本で勝てる可能性があるのは鍵山選手しかいない!」と期待されています。
ミラノオリンピックまでいくつかの大会を控え、成長し続ける姿から目が離せません!
参考:日本スケート連盟
ワールド・フィギュアスケートWeb
Sportsnavi