FXの基本知識(前編)
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ここではFXの基本知識(基礎知識)を前編、後編に分けてご紹介したいと思います。
FX市場は世界最大の市場と言われ、2022年は1日当たりの取引高は7兆5000億ドル(1021兆31億円:1米ドル136.1円換算)と膨大な金額が取引されています。資産運用を行う上でこの市場を無視することはできませんが、誤った取引を行うと多額の負債を抱える可能性がある市場でもあります。
しかしこのFX基本知識(前編、後編)を読んでい頂ければ、FXを安定的な資産運用として活用する事ができますのでどうぞご活用下さい。
FXの仕組み
FXとは為替のことです。つまりFX取引とは為替取引のことを指します。そして為替取引は「国内為替取引」と「外国為替取引」があります。ではそれぞれわかりやす例でみていきましょう。
国内為替取引
国内為替取引とは、現金をそのまま渡さずに一度お金と替えられる「引換券(為替手形など)」などにかえてから相手に渡す取引のことです。そしてこの「引換券」はデジタルでも行われています。つまり、インターネットを利用した銀行間振り込みなども国内為替取引に当たります。
外国為替取引
円やドルなど違う通貨(お金)どうしが交換することを外国為替取引といいます。そしてこの外国為替の価格は常に変動します。通常FXと言えばこちらを指します。
なぜ価格が変動するのかhttp://22
価格が変動する理由は需要と供給のバランスのせい!
需要とは:みんなが欲しがる量
供給とは:みんなに与える量
だからみんながたくさん欲しがれば価格はあがるし、逆にいらない!っとみんなが売り出せば価格はさがる。
為替ではこの売り買いの比率を為替相場や為替レートと言います。
円高、円安
円とアメリカドルを比べて言うと。。。
1ドル100円が90円になると円高と言います。なぜ「円高」と言うかというと、いままで100円で買っていたアメリカのジュースが90円で買えることになります。つまり外国の物が安く買える=円の価値が高くなるので「円高」といいます。ということはその逆は円安ということになります。
ちなみに日本円と韓国ウオンや、日本円とイギリスポンドは価格が変動していないに、アメリカドルとだけ円高になっている場合などはドルの価値が下がっているので「ドル安」と言ったりもします。
円高、円安になるとどうなる?
円高になると。。。
円高とは円の価値が高いのだからいいことばっかりのような気がしますが、メリットもデメリットもあります。
メリット
- 輸入品が安く買える
日本は食料品や衣服、もろもろの原材料の多くを輸入品に頼っているので、一般消費者の手に届く物の多くは安くなります。
- 日本企業の海外進出や海外企業の買収
海外の企業や建物もお買い得になるので海外進出を狙っている企業からすると、またとないチャンスになります。
- 原油高の影響を受けにくい(例外もあるよ)
一般にガソリンなどの燃料の元となる原油と円は、連動して価格が上昇する傾向にあります。これは世界的なリスク(紛争、金融危機)が高まると安全資産と言われる円と原油が買われるからです。
よって海外では原油高によって苦しむ国が多く出る中、日本では原油と同時に円の価値も高くなるので原油高の影響を受けにくいのです。
デメリット
- 日本製品が海外で売れにくくなる
これが円高の最大のデメリットと言ってよいでしょう。日本は工業大国なので、主に工業製品の輸出を軸に貿易を行っています。それが売れなくなると輸出額より輸入額の方が増え、日本からお金が減る貿易赤字という状態になりやすくなります。
過度な円高が長く続くと企業の業績(売上)が悪化し、働いている人のお給料は減り、そのためみんなが物を買わなくなり日本が不景気へとなりやすくなるのです。
為替は常に変動するものですが注意するポイントは大きな価格変動です。大きな価格変動が起きる原因としては諸外国の中央銀行による利上げや紛争、大災害などがあげられます。最近ではアメリカ中央銀行の利上げによる32年ぶりの円安や、東日本大震災では円が一時76円25銭まで急騰しました。
今後も東南アジア、アフリカ大陸の経済発展、ウクライナ情勢や東南海地震のリスクなど長期に渡り為替が大きく変動していく可能性があります。ですが日本人の多くは円しか保有しておらず、リスク分散(資金をまとめず分ける事)が不十分です。外国通貨はもちろん株や国債(国にお金を貸して利子をもらう)などに資金を分ける必要があります。
外国通貨においては金融機関などが「外貨積み立て」などの金融商品を扱っていますが、私はこれらを利用する事を強く反対しています。理由は後日「外貨預金 おすすめの国」で述べたいと思います。
外国通貨は証券会社でFX取引をする事を強くお勧めします。こつこつと積み立てれば立派な安全資産になるでしょう。
証券口座への入金は5万円以上が理想です!
これは為替取引にあるロスカットと言う仕組みがあるからです!ロスカットについては「FXとは?(後半)」で説明するから大丈夫。安心して下さい。
FX取引はどのような取引なのか
さあ、ここからが本題です!わくわくしているのは私だけでしょうか!?ここまでは為替の説明でしたが、ここからは実際の取引の話しになります。少~しずつ難しくなりますが基本的には安く買って高く売るって事です。それさえわかっていればここからも理解できます!!では、行ってみましょう👊
2種類の利益の出し方
ここから専門用語が多くなってきますが、出てくる専門用語は資産運用や投資を勉強していくと必ずでてくるものばっかりなので是非覚えて欲しい所!もちろん今から1つずつ説明していくので大丈夫です。
FXは貯蓄として利用する場合を除き、通常は利益を求めて取引するのですが、利益の出し方は次の2つがあります。
- キャピタルゲイン(売買差益)
- インカムゲイン(ここで言うスワップポイント)
キャピタルゲイン(売買差益)
キャピタルゲインとは、安く買って高く売れた時の差益の事です。下のグラフはチャートグラフと言ってFXや株取引でよく目にするものです。この「アメリカドルー円」チャートグラフで説明します。
図の右側たて軸が1ドルの値段です。(レバレッジの意味は後日説明)
仮に1月15日に1ドル128.0円で10000通貨(レバレッジ1倍:128万円、レバレッジ25倍:5万1200円)を買った後、2月末日に134円時点で10000通貨決済(売った)した場合。。。
134円ー128円=6円×10000通貨=6万円の利益が出る事になります。FXの魅力的なところは手元に51200円しかないのに6万円の利益をだせるところです。そう、レバレッジがあるからです。
ただ注意する点はこの逆もありえるという事を忘れてはいけません。1円下落(円高)になれば1万円の損失が出るリスクがあるからです。
このリスクをFX初心者に説明すると、「下がったら上がるまで待つから大丈夫!」と言います。もちろん正解ではありますが、そうも行かない場合があるのです。それがロスカットです。
レバレッジとロスカットは次回「FX(後半)」で説明します。次は先にインカムゲインの説明にいきましょう。
インカムゲイン(スワップポイント)
インカムゲインとは通常、利息や配当の事を言いますが、FXでいうインカムゲインはスワップポイントの事です。
スワップポイントは日本円で外国通貨を買った場合、毎日勝手にもらえるお金の事です。なぜ勝手にお金がもらえるのか見てみましょう。
スワップポイントは通貨国の金利差によって発生します。上図の1オーストラリアドルを95円とした場合に10000万通貨買った時のスワップポイントは次の通りです。
95円×10000=95万円(レバレッジ25倍:38000円)
95万円×0.014(1.4%)=13300円
13300円÷365日=36円(切り捨て)となります。毎日36円入ってくるのがスワップポイントです。
補足:土日分は平日に振り分けられます。
このようにFXは銀行にお金を預けるのとは比べ物にならないほどのインカムゲインがあることが分かります。もちろん為替変動による原価割れ(預けたお金より減る)リスクはありますが、ドルコスト平均法「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」という積み立て投資方法もあるのでよかったら調べてみて下さい。
少し難しかったでしょうか?次回後半の部では、レバレッジとロスカットを含めたすごく重要な情報もあるから絶対勉強しに来て下さい!
下に「証券会社」のリンクを貼っておいたのでよかったらFXの世界を体感してみて下さい。百閒一見に如かず!!(100回聞くより1回見たり体験したほうが確かという意味)
少し長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます!それではまた後半で会いましょう!!
今回は専門用語が多くなってしまいました!!でも大丈夫!わかりやすく伝えるから付いて来て下さい⤴
今回は情報のボリュウームが大きいので前半と、次回後半2つに分けてお届けすします。それでは前半いってみましょう!